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ニパウイルスがインドで感染拡大!感染経路とその症状とは?

 

ニパウイルスは、主に熱帯の地域で発生しております。

今までに、ニパウイルス感染症が流行した例では、マレーシア、シンガポール、バングラデシュ、オーストラリアで報告されておりました。今回の流行地はインドで感染症が広がっています。

ニパウイルス分布

 

2018年5月末時点で、ニュースメディア(スプートク日本)によると14人が感染して死亡しました。

その中には看病していた看護師も含まれます。WHOによるとパンデミックを起こす可能性のあるウイルスの一つとされています。

 

 

 

ニパウイルス感染症の症状とは?

 

ニパウイルスに感染するとインフルエンザのような症状(急激に現れる発熱、頭痛、めまい、嘔吐など)が初期には現れます。

 

国立感染症研究所所によると94例の確定例についての報告では、患者の 55%に意識障害、脳幹機能不全症状などがみられ、ミオクローヌス、筋緊張低下、高血圧、多呼吸などが現れました。

 

以前の事例では、完全回復者は53%、致死率は32%でしたが、今回のインドでの事例では、致死率は約70%まで高まっています。(母体数がそこまで多くないですが驚異的な致死率です。)

 

 

参考:国立感染症研究所「ニパウイルス感染症とは」

 

ニパウイルスの特徴とは?

 

ニパウイルス(Nipah virus):パラミクソウイルス科 ヘニパウイルス属

 

ニパウイルスは、RNAウイルスでエンベロープという膜に包まれる構造をしており多様なウイルス粒子形態をとります。また、ウイルス粒子表面に15〜18nmの突起を伴う二重構造があります。

 

ニパウイルスは、人獣共通感染症の病原体の一つで、エボラウイルスと同様フルーツコウモリが宿主と言われています。(断定はされていません。)

 

現在、ニパウイルスに有効なワクチンはありません。また、特別な治療薬はなく感染者に対する治療は対症療法にて対処します。

 

感染しないためにはコウモリと豚の接触を避けること、コウモリと人が直接接触を避けることが挙げられます。豚も人と同様に感染する可能性があります。

 

ニパウイルスの感染経路はどこから?

コウモリニパウイルス

養豚の需要が拡大するにつれて、養豚場を確保するためにジャングルなど未開拓な場所を開墾し大規模化の場所が増えました。

 

そのため、野生動物と養豚のブタが接触して、ニパウイルスがブタを介してヒトへ感染したのではないかと推定されています。

 

また、そのコウモリが食べた果実を人が食べることによって感染する可能性も示唆されています。

 

コウモリ(の食べた果実)→ヒト、ヒト→ヒトへの感染の可能性があるため、果物を食べる前にはよく洗い、皮を剥くか加熱すること、病人を看護した後は手洗いと消毒を徹底することなどで対策するように注意喚起されています。

 

以上、ニパウイルスがインドで感染拡大!感染経路とその症状についてご紹介しました。感染が拡大しないように世界で取り組むべき課題ですね。

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